Bernd Alois Zimmermann



ベルント・アロイス・ツィンマーマン 1918〜1970

演奏家の方と混同し易いのだが・・・。

ドイツの作曲家。1918年3月18日に生まれる。
ケルンやベルリンで音楽を学ぶ。ダルムシュタット夏期講習ではフォルトナー、レイポヴィッツ教授らに師事。
1950年より西ドイツ放送で活動を開始。12音技法や電子音楽、ジャズなどの様々な前衛的技法を駆使した作品を発表し注目される。型破りな作品が多く、1965年初演の
歌劇「兵士たち」では音響機器や映画を導入しているし、1969年初演の「若い詩人のためのレクイエム」ではなんとビートルズの「ヘイ・ジュード」が流れる。


前衛技法や偶然性などを音楽に取り入れた点が彼の特長と言えるが、室内楽曲には厳格さを求めた作品も見うけられる。シュニトケより難しいと思う。
彼の作品は演奏者には高い技術力、聴衆には相応の理解力が求められることから当時のドイツでは「演奏不可能」などと批判を受けた。


娘に生まれて間もなく先立たれるなど不幸もあり、心身ともに疲労が重なっていた事もあってか、1970年8月10日自らの命を絶ってしまった。死後になってまともに評価されるようになった作曲家である。


[CD及び演奏会では・・・]
大型店の現代音楽のコーナーへ行けば、輸入版のCDが何枚か見つかると思う。チェロのための作品をいくつか残しており、この手のCDは割と入手し易い。国内版や日本語訳付きのCDもいくつか出ている(室内楽が中心)。運が好ければ声楽作品なども手に入れられる。(以前は問題作「兵士たち」も日本語訳付きで出ていた。)
輸入版はドイツのwergoレーベルが中心。解説は無論殆どドイツ語。


生で聴く機会は滅多に無い。1999年に「兵士たち」が日本初演されたが、この時は演奏会形式だった。ただ室内楽作品などは可能性が無くはない。ま、日本での知名度が高いとは思えないけどね。

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主要作品 及びCD紹介

私の所有するCDよりご紹介。


CD




[紹介予定の曲]
太字は紹介済み



歌劇・声楽曲NEW-1.png
カンタータ「すべてに時宜あり」
歌劇「兵士たち」
アンティフォネン
若い詩人のためのレクイエム
私は振り返り、太陽の下で行われたすべての不正を見た




室内楽曲
モノローグ→ディアローグ
インテルコムニカツィオーネ
無伴奏チェロのための4つの短い練習曲




舞踊・劇付随音楽
アラゴアナ、カプリチョス・ブラジレイロス
黄色なるものと緑なるもの
メタモルフォーゼ

視点
バレエ音楽「プレザンス」
ほんのわずかの無
「パ・ドゥ・トロワ」の形式によるチェロ協奏曲




管弦楽曲
メルヘン組曲
ヴァイオリン協奏曲
チェロと小オーケストラのためのカンタータ「希望の歌」

オーボエと小オーケストラのための協奏曲
トランペット協奏曲「誰も知らない私の悩み」
即興曲

ユビュ王晩餐の音楽
前奏曲「フォトプトーシス」



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